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2017.3.18 / Sat / PM.20:45
blog-20170318
先日掲載頂いたイタリアのファッション誌。
当たり前ですが、洋服中心の雑誌の中に着物が混ざっています。
これ、海外だから成立したのではないのかな、と思います。
店頭で接客している限り、
海外のほとんどの方は、KIMONOは日本の伝統的な衣服、という認識程度で、
日本人のように着物の細かいルールをそこまで知らないせいか、
その人が着るとなった際には、先ずは「COOLかどうか」を見ているようです。
「どうやって着るの?」という質問は二の次。
私たちが洋服を見るとき、先ずはデザインを見るのと似たような感覚ですよね。たぶん。
「着物ってめんどくさそう」
着慣れた方には、「そんなことない、慣れれば楽!」とはなりますが
日本人にできあがってしまった着物に対する壁はやはりとても高いです。
「着物って着てみたら結構いいよ」という既に着ている側からの提案・普及はもちろんそうですが、
「これなら着てみたい」と自発的にそそられるような着物が創れれば、と思っています。